こんにちは!まめうましです。
先日より、臍帯ヘルニアの息子を出産した時のお話を書いています。
予定日よりだいぶ早く、緊急帝王切開となりましたが、無事赤ちゃんと対面することができました。
今回は、赤ちゃんが受けた手術のお話です。
それでも、出産にあたって不安や悩みを抱えている人にとって、少しでも参考にできる情報になればと思って書かせていただきます。
目次
帝王切開後で動けない私。夫からの情報が頼り
帝王切開の後、私は麻酔と術後の安静のため、次の日まで動けないので、赤ちゃんの状態や手術についての詳しい説明は、すべて夫が聞いてきてくれました。
私は手術室での対面後、赤ちゃんに関する情報は一切知ることができないでいたので、ベッドの上で夫と連絡をとりながら、先生から聞いてきた話を教えてもらっていました。
手術前の説明では、まずは赤ちゃんのおなかから飛び出している部分を袋のようなもので包んで上から吊り下げる手術をして、臓器が自然におなかの中に戻っていくのを待ち、数日後におなかを閉じる2回目の手術をするというお話だったそうです。
夫からの説明ということもあり、理解するのが難しかったのですが、手術は1回で終わるものと思っていたので、自分が考えていたよりも大変なことをやろうとしているのだなということに気づきました。
赤ちゃんの手術は3~4時間の長丁場
息子が生まれたのはお昼過ぎなのですが、手術はその後すぐに行われたわけではなく、必要な準備や検査などを行った後、夕方から行われるとの話でした。
所要時間は3~4時間とのことで、帝王切開の倍以上の長丁場でした。
夫が手術前の赤ちゃんに会いに行き、その時の写真を見せてくれたのですが、たくさんの管がつながれていて、「がんばれ!」と祈ることしかできませんでした。
手術は夜までかかり、術後の検査まで含めるとかなり遅い時間まで対応してもらっていたようです。
その間、夫はずっと先生からの報告を待っていてくれました。また、緊急帝王切開の話を聞いて県外から駆けつけてくれた私の両親も、夫と一緒に残っていてくれたみたいです。
私はベッドから起き上がることもできず、ただ連絡を待つことしかできませんでした。夫と両親には本当に感謝です。
最終的な診断は「臍帯ヘルニア破裂」
赤ちゃんの手術が終わった後、夫からの連絡で「手術はうまくいった」とのこと。ひとまず安心しました。
もとは腹壁破裂の手術の予定でしたが、最終的な診断は「臍帯ヘルニア破裂」とのこと。
つまり、ふたを開けてみたら、最初に疑われていた臍帯ヘルニア(へその緒の中に内臓の一部が飛び出してしまう病気)だったのですが、それがさらに破れて、中身が外に出てきてしまっていたということのようです。
また、手術前の説明では、飛び出ている部分を包んで自然におなかの中に戻るのを待つ、という話でしたが、こちらも癒着等の関係で、最初からおなかの中に戻してしまうことになったとのことでした。なので、おなかを閉じる2回目の手術は不要となりました。
思っていたのとは色々と違いましたが、1回の手術で済み、無事成功したとのことで本当に良かったです。
その後、赤ちゃんはNICUでしばらく経過観察をすることになります。入院中の私は、産科病棟とNICUを行き来することになるのですが、その時のお話は次回の記事で書こうと思います。
思ったより長くなってしまったこの体験記も、終わりが近づいています!あと少しだけ、お付き合いくださると嬉しいです。