こんにちは!まめうましです。
現在4か月の長男は、おなかの中にいるときに「臍帯ヘルニア」という病気がみつかり、生まれてきてすぐに手術を受けました。
幸い手術は成功し、今では普通の子と変わらない生活を送っていますが、手術のあとは経過観察のため、1か月ほどNICUに入院していました。
今回から2回に分けて、その時のお話を書いていこうと思います。第1回目の本記事では、持ち物などの準備事項と、コロナ渦の面会事情について、長男の入院時どうだったのかをご紹介します。
目次
NICUってどんなところ?
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)とは、新生児集中治療室のことです。我が家の長男のように、病気をもって生まれてきた子や、低体重で生まれてきた赤ちゃんなどが入院し、治療・看護を受けています。
長男が入院していた病院では、10人くらいの赤ちゃんがNICUに入院していました。
保育器に入っている赤ちゃんもいれば、普通のベッドに寝ている子もいて、私が当初イメージしていた集中治療室ほど仰々しい感じの部屋ではありませんでした。
ただ、どの赤ちゃんにも心拍や酸素量を測るモニターがついていて、色々な医療機器の通知音がひっきりなしに鳴っており、落ち着かない感じがしました。
息子も、入院当初はモニターの他、呼吸のチューブや点滴などたくさんついていて、生まれてきたばかりなのに大変そうでした。本当によく頑張ってくれたな、と思います。
入院に際しての準備
息子が入院した翌日、NICUの看護師さんから入院時の準備について説明がありました。
必要な持ち物
息子の病院で必要だった持ち物は、以下の通りです。
- おむつ
- おしりふき
- BOXティッシュ
- 赤ちゃん用ボディーソープ
- 保湿剤
- 育児ノート(任意)
おむつやおしりふきは、病院での用意もありましたが、病院のものを使った場合は使った分だけ料金がかかります。息子は緊急帝王切開で生まれてきたので、事前に用意することはできず、入院直後の分は病院のストックから出してもらっていました。ちなみに、おむつは1枚単位、おしりふきは1パック単位で買い取りでした。
ボディソープは、産科から出産セットとして配られたものがあったので、そちらをNICU病棟にもっていきました。保湿剤も事前に買って家に用意してあったものがあったので、おむつやおしりふき、BOXティッシュと一緒に後日持参しました。
最後の育児ノートとは、ミルクや授乳の記録など、赤ちゃんのお世話の様子を記録するためのノートです。病院に預けておくと、毎日担当の看護師さんがメモを残しておいてくれました。面会の度にこのノートをチェックするのが楽しみでした。
なお、赤ちゃんの肌着は病院のものを使っていたので、衣類の準備は退院当日まで必要ありませんでした。
搾乳した母乳を持参
赤ちゃんの入院中は直接授乳できないので、上記の持ち物の他に、搾乳した母乳を持参していました。
産科病棟入院中は、病院の搾乳機で搾乳した母乳を毎回NICUに届けてもらっていました。
退院後は、電動の搾乳機を購入して使っていました。搾乳した母乳は専用の母乳パックに入れて冷凍し、保冷バッグにつめて面会の時に持っていきました。
面会は1回2時間、週に3回まで
コロナの影響で、入院していた大学病院では原則面会禁止となっていましたが、生まれたばかりの赤ちゃんが入院しているNICUでは、特例として限定的に面会が許可されていました。
面会は赤ちゃんの両親限定で、「15時~19時の面会時間のうち、1回2時間以内で、週に3回まで」というルールでした。
ただし、私が産科病棟に入院している間は、毎日面会時間に息子に会いに行くことができました。
私が退院したあとは、夫婦合わせて週3回の面会となるので、夫の休みに合わせて基本土日に面会に行き、プラス1回を平日のどこかで、という感じで通っていました。
これが、息子が退院するまでのおよそ1か月続いたので、なかなか息子に会うことができずさみしかったです。
次回の投稿では、面会の時にどんなことをしたのか、詳しくご紹介します。